6月のあめんぼ
2010年 06月 08日
こども頃のお話。
北中城にヒルトンというきれいなホテルがありました。
その近くには閑静な住宅街があり、
とてもステキなおじいさんがいました。
盆と正月には必ず行く場所でした。
私の祖父は早くになくなっていたので、
そのおじいさんを自分の祖父のように思えて大好きでした。
名前は確か・・・清香だったと思います。
多良間島で校長先生をしていたようです。
品のよいおじいさんとおばあさんが並んで座っていたの覚えています。
縁側にはロッキングチェアがあり、裏庭には池がありました。
そこにはたくさんのあめんぼがいました。
あめんぼが珍しくて、
その家に行くたびに池を見に行きました。
池は底が見えなくて怖かったのですが、
いつも、あめんぼをみていました。
あめんぼを見ると、そのおじいさんとその家を思い出すのです。
by honeykinako
| 2010-06-08 01:41
| 天気